HAPPY HG DAY

1999年12月7日　

天使が空から舞い降りた日

７ヶ月前のわたしは、まさか自分がこの番組を観るなんて思ってもいなくて、観るとしても絶対はまらないぞって思っていて、だから、きみに出会ったのはおっきな想定外だった、いい意味で

いつから、なんで、どうやって、好きになったのかはじつはあんまり覚えてなくて、気づいたときにはピンクのスーツを目で追ってて、カメラロールはきみの写真でいっぱいだった

独り言の声が大きいところ、お化けにおどろかないところ、ファンと一緒に何がしたいかと聞かれてスカイダイビングって答えちゃうところ(珍回答オブザイヤー受賞)、みんなと一緒のときはピーチクパーチクガヤ芸人なのにカメラの前では急に言葉少なになってちょっとかしこまっちゃうところ、褒められるのが嫌いなところ、なくせに鎖骨やら腹筋やら見せつけてくるところ、小学生みたいな遊びに夢中になっちゃうところ、すぐいろんな人にちょっかいかけるところ、マスクもしないで外にのこのこ出て行っちゃうところ(ほんとにマスクして、攫われちゃう)、だけど写真は撮らせてくれないところ、ちょっとセルカがへたっぴなところ、あんまり音楽に詳しくないところ（ミニの誕生日にConglatulation贈りますって言ったときどうしようかと思った）、辛いものが食べれないところ、ひょんたちにタメ口きいちゃうところ、弟たちと一緒にかわいい映画を見に行っちゃうところ

わたしはまだきみの人生のほんの一部分しか知らないけれど、そのかけらをひとつずつ集めていくたびにすきが大きくなっていく

何も考えてなさそうだなあ、あほなところがかわいいなあって言ってるけど、たくさんの試練を乗り越えてきたきみの人生を知ってしまったから、それだけじゃないことを知ってしまったから、いつからかきみの魅力から抜け出せなくなった

同情ってことばは使いたくない、簡単じゃない人生を送ってきたきみがそれを表に見せないところに惹かれた、んだと思う、強くてかっこいい、こんなこと言ったらたぶん顔しかめて照れるんだろうな、でもほんとだよ

あんまり泣きませんって言ってたきみがしあわせな涙を流した７月１９日、きみじゃない他の誰かに向けられていた歓声が、きみをこの道へと導いたその歓声が、全部きみのものになった８月２７日、夢が叶った瞬間、一秒たりとも見逃したくなくて、涙で歪むパソコンの画面とにらめっこしながら夢を諦めないでくれてありがとうって何度もなんども思ったよ

これまでいろいろアイドルを応援してきて（というか同時進行で応援していて）、そのたびに今がいちばん幸せ！って思っていたけれど（単純なので）、人生まるごとぜんぶ応援したいって思えたのはきみが初めてで、こんなにも他人の幸せを願ったのもたぶん初めてで、最後の一週間はほんとうに文字通りあなたのデビューだけを願ってた、テストとかもうどうでもよかった（よくないけど）、たまらなく不安だったしきみがデビューできない世界線で生きていける自信がなかった、きみが幸せにならなくてだれが幸せになるんだよ！っておもってた、本気で、だからあの日名前が呼ばれたとき、いま人生でいちばん幸せ！って冗談抜きで思ったんだとおもう、まあいま思えばちょっと大げさなんだけど、いい思い出

とつぜんきみに会えなくなってから１ヶ月が経った、悲しくて、恋しくて、いつも目移りしがちなわたしがこんなことになってもふと気づいたらあなたたちのことを考えてて、拗らせすぎてこんなヘビーな文章まで書いて、そのいきおいでブログとか開設しちゃってる、どうしてくれんの

きみが大丈夫ですって言うたびに心配でわたしが大丈夫じゃなくなるし、足首わたしのととっかえてあげたいし、昨日はヨハンと夜食何食べたかなとか、ちゃんと寝てるかな、とか、ケーキは食べたのかな、とか、傷ついてないかな、とか、わたしが代わりに傷ついてあげられたらどれだけいいだろう、とか

きっと天真爛漫なだけなハンギョルじゃないことを知ってるから、そしてそれを表に出さないことを知ってるから、頑なにみせてくれないけど背中に抱えてるそれだって、きっと意味があるんだろうな、とか、考えすぎ？

「守らなきゃいけない大切な人たちができました」ってきみは言ったけど、わたしだってハンギョルがしんどかったり辛かったら守ってあげたいんだよ、「ありがとう、あいしてる」も全部こっちの台詞だよ

きみを好きにならなかったら知らなくてもよかった気持ちもたくさん経験したけど、それ以上に数え切れないほどの愛と幸せをもらって、その笑顔に何度も救われて、なんども勇気をもらった、そしてなによりも、この人を応援できてしあわせだって思って、る、だけどそれってきみが幸せじゃないと何の意味もなくて、きみにはわたしの何倍も何倍も幸せになってもらわないと困るんだ、泣きたいときは泣いたらいいし大丈夫じゃないときは大丈夫じゃないってちゃんと言ってほしい（重い）

ぜんぜん綺麗じゃない世の中で、自分の欲望のためにしか頭をつかえないひきょうな大人もたくさんいるし、きみが生きてる世界は一筋縄ではいかないことばかりだと思うけど、私たちがずっとここにいることだけは絶対に忘れないで、きみがわたしたちを思い出した時に少しでも安心できるような、そんな存在でありたいとおもってるよ

21歳の誕生日は数ヶ月前に描いていたものと大きく違うものになっちゃったけど、わたしたちはあいも変わらずきみがだいすきだし、ソウル中のカフェと地下鉄の駅が、そしてタイムズスクエアまでもが！（行けないのいまだに根に持ってる）きみを祝福してる、見てる？こんなに愛されてること知ってる？みんながどれだけきみのことだいすきか知ってる？

わたしの語彙力じゃとても想いを伝えきれないんだけど、、、生まれてきてくれてありがとう、たくさんの愛をありがとう、アイドルという道を選んでくれて、その道を諦めないでくれて、出会わせてくれて、ありがとう、と伝えたいです

これからきみが１０人のたいせつな家族と歩んでゆく５年間は、かならずしもすべてが花道とは限らないけど、いまを乗り越えた未来ならきっと輝きに満ちてる、一歩一歩ゆっくりでいい、ときには休みながらでいい、一緒に進んでいけたらいいな、もたもたしてる暇なんてない！って怒られるかもしれないけどわたしはきみたちがきみたちのペースで幸せになってくれたらそれでしあわせ

次に会えるのはまだいつかわからないけどこれまでと変わらず同じ場所で、一つ歳をとった笑顔のきみが帰ってくるのを待ってるね

ハンギョルが生きているこの時代に生まれてこれて幸せです

どうか笑顔としあわせと、おいしいごはんと、愛にあふれた一年になりますように

お誕生日おめでとう、あいしてるよ！

‪#한결같이_빛나는_한결아_생일축하해‬
‪#Happpy_Hangyul_Day‬